WiLiKi:更新履歴:0.4
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2003/10/08 05:01:03 PDT
WiLiKi-0.4出しました:http://sourceforge.net/projects/wiliki/
目玉は編集履歴機能です。あと、次の変更が入っています。
- InterWikiNameを1行に書かなくてもよくなりました。
また、http以外にhttps, ftp, mailtoへのInterWikiNameを指定することが
できます。例えばこんな感じでInterWikiNameのエントリが書けます:
:Foo: https://foo/bar?
2003/09/03 08:25:32 PDT
編集履歴機能をテストしたい方へ (重要): 差分を計算するのに 使っているGauche-0.7.1同梱のutil.lcsモジュールは、ページの行数が多いと 極端に性能が低下する問題があります。200〜300行くらいを越えるとかなり きついようです。
アルゴリズムを改善したlcs.scmを用意したので、編集履歴機能を使いたい場合、 GaucheのCVSから、Gauche/lib/util/lcs.scm, v1.4をチェックアウトし、 インストールされているものと置き換えて下さい。 (先程チェックインしたので、anonymous cvsには24時間ほど遅れて反映されると 思います)。
- 2003/10/08 05:02:16 PDT追記: このutil.lcsモジュールの改善はGauche-0.7.2に取り込まれています。
2003/08/31 17:09:47 PDT
編集履歴機能のテストを開始しました。1ヵ月ほど運用してみて、 問題が出なければ0.4としてリリースします。
- anonymous CVSには例によって24時間後くらいに反映されると思います。
- 自分で試される方へ:
- 履歴機能は、wiliki.cgiにて(make <wiliki>)に渡す
パラメータにログファイル名を指定することにより使えるようになります。
例えば:
:log-file "wikidata.log"
このように書くと、データベースと同じディレクトリにコミットログが 書き出されるようになります(ディレクトリのパーミッションに注意)。 - 編集の差分情報等はこのログを参照することで生成されます。 したがって、ログ開始以前の変更は(当然ですが)参照できません。
- log-fileの指定を止めれば履歴機能はoffになりますが、ログを再開する 場合は以前のログの内容を残さないようにして下さい。ログを取っていない 期間に変更された箇所があると、以前のバージョンを正しく参照できなくなります。
- ログファイルがある場合に更新の衝突が起こると、WiLiKiは 共通の祖先を参照することで変更をマージしようとします。 変更箇所が離れている場合は「更新の衝突」を表示することなく、 黙ってマージされます。変更箇所が近接している場合のみ、「更新の衝突」ページが 表示されます。
- 現在のログファイルフォーマットは仮のものであり、何か問題が出た場合に 変更される可能性があることにご注意下さい。
- 履歴機能は、wiliki.cgiにて(make <wiliki>)に渡す
パラメータにログファイル名を指定することにより使えるようになります。
例えば:
他に直したところ:
- [-> English]の言語リンクがおかしくなっていました。
- previewスクリーンがスタイルシートの設定によっては見にくくなっていたのを 直しました。
- 検索をcase insensitiveに
- writer macroに引数が渡せなかったのを修正
2003/08/24 15:02:12 PDT
- Wiki文法のパーザをリライト。<li>の扱いがかなり改善されました。
見た目の変化として、
- リスト項目中に、空行無しでverbatimブロック、
テーブル、後に述べるblockquote等が書かれた場合、それは項目を終了させません。
ここの文はまだ<li>の中にあります。(以前はこれらの要素が入ると<li>が 終了してしまっていました。)た と え ば
但し、空行が入るとそこで全てのリストは終了します。
- 同レベルに<ul>と<ol>を混ぜた場合もハンドルされるようになりました。
- 例外的なケースでどうなるかcuriousな人はtest/format.scmあたりを 見ると楽しいかも。
- リスト項目中に、空行無しでverbatimブロック、
テーブル、後に述べるblockquote等が書かれた場合、それは項目を終了させません。
- "<<<"だけの行から">>>"だけの行までの間はblockquoteになります。
こんなふうに。
ネストもできます。
もっとネスト。
2003/08/19 04:34:10 PDT
もひとつ更新。URLに含まれるページ名の探索の優先順を変更しました。
- http://shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi/WiLiKi (パス名風)
- http://shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?p=WiLiKi (p=名前)
- http://shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?WiLiKi (名前のみのパラメータ)
複数の相反する名前が渡された場合は、この優先順で判断されます。 ("wiliki.cgi/foo?bar&p=baz" が来たら、ページ"foo"を表示)。
アンテナの中には、キャッシングを避けるために ?20030819 のようなパラメータを URLに付加してGETするものがありますが、今回の変更でそれがwilikiの動作に 干渉することが無くなります (例: http://shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi/?20030819 パス名部分が'/'で終っていることに注意)。
なお、WiLiKiのフォーマッタが出力する他ページへの参照も全てパス名風の 形式に統一したら、という提案もあったのですが、実装してみたところ、 '/' で始まるページ名があるときに httpdがcgiスクリプト名を認識してくれないという問題が出ました。 というわけで、'/' で始まるページ名がある場合には、外からの参照では パラメータ形式 ('?' 利用) を使う方が無難そうです。
2003/08/18 01:47:57 PDT
たまっていた課題を消化モード。
- デフォルトで、エラーメッセージにデータベースのパス名やスタックトレースを 入れないようにしました。debug-levelというカスタマイズパラメータを1にすれば、 これらが表示されるようになります (さらに、マクロ展開時のエラーについても スタックトレースが出るようになります)。
- 編集、プレビュー画面では[->Japanese]、[->English]のリンクは出ません。 ここで言語をスイッチすると状態がおかしくなるので。
- verbatimブロックでwriter macroが展開されてしまっていたのを修正。
- 編集時のテキストエリアの大きさをtextarea-rows, textarea-colsという カスタマイズパラメータで変更できるように。
ぼちぼち0.4リリースを考えているんですが、できれば履歴管理を入れたいと 思っています。でもいつできるかわかりません。
2003/06/07 02:00:25 PDT
CVS版での変更
- 次のように書いて、mailto:アンカーを入れることができます。
[mailto:mail@address.net アンカー文字列]
- pre要素で出力されるテキストは、出力時にtabをスペースに展開するように しました。tabが入ったコードを貼りつけてもインデントが崩れないように するためです。
2003/05/11 03:58:00 PDT
先日の変更でenbugしてました。 同一ページにあるアンカーがtocマクロで参照できなくなってました。 CVS版を使っている方はアップデートお願いします。
2003/05/03 16:40:40 PDT
CVS版での変更
- ページ名を"?"の後のquery parameterだけでなく、CGIのURIの後のパス名としても 指定できるようにした。例:http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi/Gauche
- データベースアクセス部分をwiliki.dbモジュールとして分離
2003/04/06 16:45:07 PDT
CVS版で直したところ
- マクロ展開時にエラーになった場合はマクロを展開せずに表示
- wiki文法→html生成部をwiliki.formatモジュールとして分離
2003/03/05 20:56:10 PST
CVS版でちょこまか直したところ
- httpの他にhttps, ftpで始まるURL文字列がリンクとして認識されるようにした
- 存在しないページが参照された場合に表示されるページに、 「そのページを作成する」リンクを置くようにした
- RSSのitemにrdf:about属性が欠けていたのを修正
- ねるWiki:ねるさんのvirtual pageのパッチをマージ
- yaegashiさんのhttp/httpsリンクでのサーバー内相対パスの取扱いの改善 パッチを適用 (keshi:WiLiKi)