Shiro:x60s:FC5
4年半くらい使ったX22の後継として購入。
オプション:
- 1GB RAM
- 80GB HDD
- 8-cell battery
あと、USB2.0 CD-RW/DVD-ROMコンボドライブも一緒に購入。 光学ドライブを使うのは、そこからブートするか 出張に持ってゆくかって場合だけなんで、UltraBaseよりは USB外部ドライブの方が使い勝手がいい。
使用感
本体の大きさはX22よりやや小さい。幅、奥行き共に半インチくらいづつ。 あと、本体のみなら明らかに軽い。 ただ8-cellバッテリは後ろにちょっとはみだすので、それを加えると 大きさ、重さ共にX22とあまり変わらない感じになる。
左側奥のファンの出口はそれほど熱くないんだが、 右手のパームレスト部分がかなり熱くなる。長時間使う時は ちょっとつらいかも。
手前が薄く、奥が厚くなってるのは机に置いて使うにはいい感じ。
Fedora Core 5 のインストール
パーティション切り直し
X22の時はわざわざWindows入れ直したりしたが、今回は簡単に済ませた。
- USBコンボドライブからKnoppix 5.0をブート。
- QTPartedを起動、外部プログラムでntfsresizeを選び、Windows XPのパーティション サイズを縮める。HDDの後ろの方に例によってリカバリ用のパーティションがあるが それには触れないで良い。つまりこの時点で頭にあるWinXPのパーティションと リカバリ用パーティションの間にfree areaが出来ることになる。
参考:http://mlf.linux.rulez.org/mlf/ezaz/ntfsresize.html
FC5インストール
- USBコンボドライブからFC5インストーラ起動。普通にインストール。
インストール終了→再起動後、ディスプレイの解像度が自動で合わせられなかったので 手で変更。
サウンドは何もせずに動いた。
smpカーネルが入ってて、CPUもちゃんと2つ認識されてる。
内蔵LANも動く。ただ、system-config-networkの"Hardware"タブを 見ると、2つデバイスが認識されている。よくわからん。
Intel Corporation 82573L Gigabit Ethernet Controller | eth0 |
Intel EtherExpress/1000 gigabit | eth1 |
とりあえずeth0でつないだらちゃんとつながった。eth1の方は試してない。
FC5アップデート
FC5のデフォルトのカーネル(2.6.15-1.2054) だと、サスペンド後の 復帰が出来ない。 2.6.17-1.2139にアップデートすればOK。
Wireless LAN
X60sのWiFiアダプタは2つのうちから選べる。
- Intel PRO/Wireless 3945ABG Mini-PCI Express Adapter
- ThinkPad 11a/b/g Wireless LAN Mini Express Adapter
うちのは下のやつ。中身はAtheros AR5006EXだ。 ドライバはmadwifi。 FC5のrpmは http://rpm.livna.org/ あたりから入手できる。
# rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release-5.rpm # yum install madwifi kmod-madwifi-smp
モジュールがインストールされた状態で起動すると、 system-config-networkの"Hardware"タブに以下のエントリが。
Atheros Communications, Inc. AR5212 802.11abg NIC | wifi0 |
ただ、論理デバイスとしては "ath0" を使うらしい。
続いて /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf を編集。
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant ctrl_interface_group=wheel ap_scan=2 network={ ssid="...." key_mgmt=WPA-PSK proto=WPA pairwise=TKIP group=TKIP psk="...." }
これで、手動でなら接続できるようになった。
# wpa_supplicant -B -Dmadwifi -iath0 -c/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf # dhclient ath0
ただ、まだ問題点あり。 一度サスペンドすると接続出来なくなる。wpa_supplicantを再起動してもだめ (scanのところで何も返さなくなる)。