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text.pager - ページャーを用いた出力長いテキストをユーザに見やすく呈示するための便利モジュールです。
{text.pager}
ページャーとして使うプログラムとその引数のリストを保持するパラメータです。
例: ("/usr/bin/less" "-M")。
プログラムは標準入力から入力を取らなければなりません。
デフォルトの値は、環境変数PAGERがセットされていればその値、
そうでなければ、システムにlessまたはmoreがあればそれを使います。
いずれにも該当しなければ#fになっています。
{text.pager}
パラメータpager-programで指定されるプログラムをサブプロセスとして起動し、
stringを表示させます。サブプロセスが終了するまでこの手続きは返ってきません。
端末がページングに適さない場合 (例えばTERMがdumbやemacsである
場合)は、stringが単にdisplayで表示されます。
MinGWバージョンのgoshをminttyで使っている場合、
サブプロセス経由のページングはうまく動かないので、
この手続きがページャの動作をエミュレートします (pager-programは無視されます)。
{text.pager}
現在の出力ポートを文字列のバッファにしてthunkを呼び出し、
結果をdisplay/pagerで表示します。
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