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12.58 slib - SLIBインタフェース

Module: slib

このモジュールはAubrey Jaffer氏のSLIBへのインタフェースです。 SLIBがインストールされている場合、(use slib) とすれば SLIBの機能が使えるようになります。 SLIBそのものはGaucheのディストリビューションには含まれていません。 あなたのシステムにまだインストールされていない場合は http://www-swiss.ai.mit.edu/~jaffer/SLIB.htmlから入手することができます。

デフォルトでは、インストールされたSLIBはGaucheのconfiguration時に指定された 場所から探されます。SLIBがそこになければ、エラーが報告されます。 その場合、環境変数SCHEME_LIBRARY_PATHでSLIBがインストールされた パスを指定してください。

このモジュールはrequireを再定義し、Gaucheオリジナルのrequireを シャドウします。requireにシンボルが渡された場合はSLIBのrequire のように動作します。requireに文字列が渡された場合はGaucheのrequire のように動作します。provideprovided?についても同様です。

requireでロードされる、SLIBで導入されるすべての定義は、 slibモジュール内で行われます。

註: SLIBは初期化時にサポートされているsrfiを自動的に検出しますが、 その副作用として、requireするか否かにかかわらず 検出されたsrfiが全てロードされてしまいます。 これは思いがけない作用をもたらすことがあります。例えばGaucheの組み込みの regexp-replaceは、やや異なるAPIを持つsrfi.115の 同名の手続きによってシャドウされてしまいます (scheme.regex - R7RS正規表現参照)。

(use slib)         ; load and set up slib
(require 'getopt)  ; load SLIB’s getopt module
(require "foo")    ; load Gauche’s foo module

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