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slib - SLIBインタフェースこのモジュールはAubrey Jaffer氏のSLIBへのインタフェースです。
SLIBがインストールされている場合、(use slib) とすれば
SLIBの機能が使えるようになります。
SLIBそのものはGaucheのディストリビューションには含まれていません。
あなたのシステムにまだインストールされていない場合は
http://www-swiss.ai.mit.edu/~jaffer/SLIB.htmlから入手することができます。
デフォルトでは、インストールされたSLIBはGaucheのconfiguration時に指定された
場所から探されます。SLIBがそこになければ、エラーが報告されます。
その場合、環境変数SCHEME_LIBRARY_PATHでSLIBがインストールされた
パスを指定してください。
このモジュールはrequireを再定義し、Gaucheオリジナルのrequireを
シャドウします。requireにシンボルが渡された場合はSLIBのrequire
のように動作します。requireに文字列が渡された場合はGaucheのrequire
のように動作します。provideとprovided?についても同様です。
requireでロードされる、SLIBで導入されるすべての定義は、
slibモジュール内で行われます。
註: SLIBは初期化時にサポートされているsrfiを自動的に検出しますが、
その副作用として、requireするか否かにかかわらず
検出されたsrfiが全てロードされてしまいます。
これは思いがけない作用をもたらすことがあります。例えばGaucheの組み込みの
regexp-replaceは、やや異なるAPIを持つsrfi.115の
同名の手続きによってシャドウされてしまいます
(scheme.regex - R7RS正規表現参照)。
(use slib) ; load and set up slib (require 'getopt) ; load SLIB’s getopt module (require "foo") ; load Gauche’s foo module
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