R6RS:翻訳:R6RS:11.8 Booleans

R6RS:翻訳:R6RS:11.8 Booleans

11.8 真偽値

真と偽の標準的な真偽値オブジェクトには #t と #f という外部表現がある。だがしかし、すべてのオブジェクトについて、 #f のみが条件式で偽と見做される。 R6RS:翻訳:R6RS:5.7 Boolean values 参照。

: 他の Lisp 方言に馴染みのあるプログラマは Scheme では #f と空リスト、シンボル nil を互いに区別することに注意すべきである。

[procedure] (not obj)

obj が #f であれば #t を返し、そうでなければ #f を返す。

(not #t)           ⇒  #f
(not 3)                  ⇒  #f
(not (list 3))           ⇒  #f
(not #f)          ⇒  #t
(not ’())                ⇒  #f
(not (list))             ⇒  #f
(not ’nil)               ⇒  #f

[procedure] (boolean? obj)

obj が #t か #f のいずれかであれば #t を返し、そうでなければ #f を返す。

(boolean? #f)          ⇒  #t
(boolean? 0)                  ⇒  #f
(boolean? ’())                ⇒  #f

[procedure] (boolean=? bool1 bool2 bool3 ...)

真偽値群が同一であれば #t を返す。


Last modified : 2008/03/25 23:35:29 UTC