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リリース0.5以前のスクリプトとの互換性

ファイナライズされたSRFI-22 (Running Scheme Scripts on Unix) を読んでいたら、Gaucheがgoshから"main"を呼ぶ方法が SRFIのものと異なっていることに気付きました。 後々までSRFIとの非互換性をひきずるよりは、 まだ開発の速い段階である現時点で変更をしてしまう方が良いと判断しました。

残念ながら、この変更で以前のバージョンのGauche用に書かれたスクリプトは 動作しなくなる可能性が高いです。

非互換な変更は以下の2点です。

移行を助けるため、次のような方法でgoshに以前と同じ 振舞いをさせることができます。(a) コマンドライン引数-fcompat-0.5 を渡す。(b)環境変数GAUCHE_COMPAT_0_5をセットする。 このいずれかを行えば、以前のGauche用に書かれたスクリプトを 変更なしで走らせることができます。

この後方互換機能は一時的な解決で、数バージョン後に取り除かれる予定です。 それまでになるべく新しいインタフェースに移行して下さるようお願いします。