For Development HEAD DRAFTSearch (procedure/syntax/module):

12.74 text.pager - ページャーを用いた出力

Module: text.pager

長いテキストをユーザに見やすく呈示するための便利モジュールです。

Parameter: pager-program

{text.pager} ページャーとして使うプログラムとその引数のリストを保持するパラメータです。 例: ("/usr/bin/less" "-M")

プログラムは標準入力から入力を取らなければなりません。

デフォルトの値は、環境変数PAGERがセットされていればその値、 そうでなければ、システムにlessまたはmoreがあればそれを使います。 いずれにも該当しなければ#fになっています。

Function: display/pager string

{text.pager} パラメータpager-programで指定されるプログラムをサブプロセスとして起動し、 stringを表示させます。サブプロセスが終了するまでこの手続きは返ってきません。

端末がページングに適さない場合 (例えばTERMdumbemacsである 場合)は、stringが単にdisplayで表示されます。

MinGWバージョンのgoshをminttyで使っている場合、 サブプロセス経由のページングはうまく動かないので、 この手続きがページャの動作をエミュレートします (pager-programは無視されます)。

Function: with-output-to-pager thunk

{text.pager} 現在の出力ポートを文字列のバッファにしてthunkを呼び出し、 結果をdisplay/pagerで表示します。



For Development HEAD DRAFTSearch (procedure/syntax/module):
DRAFT