srfi.229
- 手続きタグ ¶このsrfiは、手続きに補助的な情報(タグ)を付加できるようにするものです。 タグは手続きを作るときに与えることができて、後で取り出すことができます。 手続きは変更不可なオブジェクトであり、従って既にある手続きにタグを追加したり 取り除いたりすることはできません。(ただ、変更可能な構造をタグとして付加して、 その構造を後で変更することはできます。クロージャに閉じ込まれた環境を 変更できるのと同じです)。
[SRFI-229]{srfi.229
}
exprを評価し、その値をタグとして持つ手続き(lambda formals body …)
を
返します。タグはprocedure-tag
で取り出すことができます。
[SRFI-229]{srfi.229
}
各clauseは、通常のcase-lambda
と同様に
(formals body …)
という形式です。
まずexprを評価し、その値をタグとして持つ、
(case-lambda clause …)
で作られる手続きを返します。
タグはprocedure-tag
で取り出すことができます。
[SRFI-229]{srfi.229
}
objが手続きであり、タグを持っていたら#t
を返します。
[SRFI-229]{srfi.229
}
procがタグ付き手続きであればそのタグを返します。
procがタグ付き手続きでなければエラーが投げられます。