RtS:cobaltd

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Scheme:RoadToScheme

最初にSchemeを使ったのはいつ頃でしたか、またその処理系は?

Lisp系としては、1988年に当時勤めていた社製のLisp。
知的デバッガなるものをプロダクションシステムで開発したのですが、その記述言語がLispでした。

Schemeは、1990年頃にSIODを触ったのが最初。
こちらは、あるシステムを開発中に、何かうまいスクリプト言語ないかと探していて、処理系が軽いLisp系言語として SIODを発見しました。
結局、自分が他部門へ異動すると同時にプロジェクトも没となり、SIODはちょこっと遊んだのと処理系のソースコード(たしかC言語で1KL!)をザラッと眺めただけの出会いでした。

どうしてSchemeを使ってみようと思ったのでしょう

Lispに興味を持ったのは、データとして読み込んだものを処理として実行できることでした。
それまで

 「アルゴリズム+データ構造=プログラム」

と習っていたのに、Lispでは、

 「アルゴリズム=データ(構造)=プログラム」

であることが驚きでした。

Lispはその昔方言が多く(方言しかない?)、標準語であるCommonLispの登場を非常に期待していました。しかし、その言語仕様は数百ページ(300pagesくらいだっけ)に及び、記憶力の悪い当方には残酷な言語でした。

その後たまたまSchemeを知り、その簡潔さ(言語仕様48pagesかな)に感激し現在に至っています。
(ううむ、言語仕様の厚さで言語を選ぶとは邪道の極致!)

それまで良く使っていた他の言語は?

「それまで」としては、
学生の時には、勉強でFORTRAN、趣味でBASIC。 会社に入り、ASM(Z80)、BASIC、PASCAL少々、COBOL少々、C、C++を経験し、上記のLisp(社製)やScheme(SIOD)を経験。

「いままで」として、良く使っている言語は、C、C++、Java。

どのくらいSchemeを使い込んでいますか?

残念ながら、あまり使っていません。

2003年頃に通信プロトコル規定言語の構文解析で、3ヶ月ほどScheme48を使用しました。そのときは結構Scheme/Lispっぽい書き方/考え方ができたかなっと、思っています。

しかし、もともとCに代表される手続き型言語でバリバリ書いていて、その後もまた手続き型言語でソフト開発を行っているので、元へ戻ってしまっただろうなぁ。

Schemeについて感じてることをざっくばらんにどうぞ

### ただいま作成中 / still under construction ###

Scheme 好きです。
好きな理由を分析したことないのですが、以下に感じていることを書いて行くうちに見つかるかもなぁ。
で、感じるままにダラダラと書き連ねますが御容赦。


Last modified : 2007/06/21 07:49:15 UTC