R6RS:翻訳:Standard Libraries:8.2.13 Input/output ports

R6RS:翻訳:Standard Libraries:8.2.13 Input/output ports

8.2.13 入出力ポート

[procedure] (open-file-input/output-port filename)

[procedure] (open-file-input/output-port filename file-options)

[procedure] (open-file-input/output-port filename file-options buffer-mode)

[procedure] (open-file-input/output-port filename file-options buffer-mode transcoder)

名前付きのファイルに対して入力ポートと出力ポートの両方である単一のポートを返す。省略可能引き数の既定値は open-file-output-port の仕様に述べた通りである。入出力ポートが port-position と set-position! をサポートしている場合、同一のポートの位置が入出力の両方で使われる。

[procedure] (make-custom-binary-input/output-port id read! write! get-position set-position! close)

読み込み元と書き込み先が read! と write! で表される任意のアルゴリズムであるバイナリ入出力ポートを新たに作成して返す。 id は新しいポートに名前をつける文字列でなければならず、情報目的のためだけに使われる。 read!write! は手続きでなければならず、 make-custom-binary-input-port や make-custom-binary-output-port で規定されたように振る舞う。

残りの各引き数は #f であってもよい。 #f でない場合には手続きでなければならず、 make-custom-binary-input-port の説明に規定されているように振る舞わなければならない。

[procedure] (make-custom-textual-input/output-port id read! write! get-position set-position! close)

読み込み元と書き込み先が read! と write! で表される任意のアルゴリズムであるテキスト入出力ポートを新たに作成して返す。 id は新しいポートに名前をつける文字列でなければならず、情報目的のためだけに使われる。 read!write! は手続きでなければならず、 make-custom-textual-input-port や make-custom-textual-output-port で規定されたように振る舞う。

残りの各引き数は #f であってもよい。 #f でない場合には手続きでなければならず、 make-custom-textual-input-port の説明に規定されているように振る舞わなければならない。


Last modified : 2008/12/10 04:01:32 UTC