R6RS:翻訳:Standard Libraries:2.1 Endianness

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2.1 エンディアン

本章で述べる操作の多くは endianess 引き数を取る。エンディアンは正確な整数オブジェクトをバイトベクタ中の複数の隣接するバイトとしてコード化する表現である [4]。この目的のために、整数オブジェクトの二進表現は連続するバイト列に分割される。リトルエンディアン符号化では整数の最下位バイトを最初に置き、その他のバイトを意味の増加する順序に続けていく。ビッグエンディアン符号化では最上位バイトを最初に置き、他のバイトを意味の減少する順序に続けていく。

この用語は IEEE-754 数値にも適用される。 IEEE-754 は浮動小数点数をどのように正確な整数オブジェクトとして表現するか説明してい、エンディアンはそのような整数のバイト列がバイト列中にどのように並ぶかを表している。

: リトルエンディアンとビッグエンディアンは最も一般的な種類のエンディアンというだけである。アーキテクチャによっては二進表現の異なる段階でエンディアン間の区別をするものもある。


Last modified : 2008/03/22 23:57:24 UTC