R6RS:翻訳:Standard Libraries:13.4 Hash functions

13.4 ハッシュ関数

本節の equal-hash、 string-hash、 string-ci-hash 手続きは、引き数として渡したキーがハッシュテーブル内でキーとして使われている間変更されない場合だけ許容される。

[procedure] (equal-hash obj)

obj に対して、その構造と現在の内容にもとづいて整数のハッシュ値を返す。このハッシュ関数は equal? を同値関数としてともに使うのに好適である。

注: equal? と同様、 equal-hash も引き数が循環構造を含んでいる場合でも常に停止しなければならない。

[procedure] (string-hash string)

string について、現在の内容にもとづいて整数のハッシュ値を返す。このハッシュ関数は string=? を同値関数としてともに使う場合に好適である。

[procedure] (string-ci-hash striing)

string について、現在の内容にもとづき、大文字小文字を無視して、整数のハッシュ値を返す。このハッシュ関数は string-ci=? を同値関数としてともに使う場合に好適である。

[procedure] (symbol-hash symbol)

symbol に対する整数のハッシュ値を返す。