R6RS:翻訳:Rationale:List utilities

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15 章 リストユーティリティ

(rnrs lists (6)) ライブラリでは R5RS に含まれていたものを含めて、リストを操作する有用な関数を小数提供する。このライブラリの目的は多くのプログラムに有用であろう手続きだけを提供しようとすることである。したがって、 (rnrs lists (6)) の選択したものは SRFI 1 [30] で広く実装されているものよりも網羅性が小さい。仕様を単純にし、均一な命名規約を確立するために、 SRFI-1 の対応する手続きに様々な変更がほどこされている。

15.1 個々の手続きについての注意

memp, member, memv, memq

これらはふつう、述語として使われるが、 memp、 member、 memv、 memq には名前に疑問符がついていない。これはこれらの手続きが単なる #t や #f よりも有用な値を返すからである。


Last modified : 2008/04/04 06:00:47 UTC