トップレベルプログラムはプログラムがライブラリと同じようなものだとして扱われ実行され、定義と式が評価される。 top-level body とは大まかに言えば library body への単純な変換である。 つまり定義の前に現れたどの <expression> もダミーの定義
(define <variable> (begin <expression> <unspecified>))
に変換される。 このとき <variable> は未使用の識別子であり <unspecified> は副作用なしに不定の値を返す式である。
(body を同時に展開しなければフォームが定義なのか式なのかを区別することは一般的に難しい。そのため実際の変換はいくらか複雑になる。10章を見よ。)
プラットフォームが対応していればトップレベルプログラムは command-line 手続きを使用しコマンドラインにアクセスすることが出来る(ライブラリセクション10を見よ)。