真と偽の標準的な真偽値オブジェクトには #t と #f という外部表現がある。だがしかし、すべてのオブジェクトについて、 #f のみが条件式で偽と見做される。 R6RS:翻訳:R6RS:5.7 Boolean values 参照。
注: 他の Lisp 方言に馴染みのあるプログラマは Scheme では #f と空リスト、シンボル nil を互いに区別することに注意すべきである。
obj が #f であれば #t を返し、そうでなければ #f を返す。
(not #t) ⇒ #f (not 3) ⇒ #f (not (list 3)) ⇒ #f (not #f) ⇒ #t (not ’()) ⇒ #f (not (list)) ⇒ #f (not ’nil) ⇒ #f
obj が #t か #f のいずれかであれば #t を返し、そうでなければ #f を返す。
(boolean? #f) ⇒ #t (boolean? 0) ⇒ #f (boolean? ’()) ⇒ #f
真偽値群が同一であれば #t を返す。