GaucheFest:ひらっち

GaucheFest:ひらっち

GaucheFest第10回

グラフ構造を楽に扱えるようにすることを目指して、RDFみたいな記法を S式で実現する。

http://hiratch.net/srdf.scm

こんなんなりました。

RDF/XML構文の簡単な説明を参考 にしたので、ここで解説されている記法に類似したものになってます。

一つめの例は FOAF もどき。名前空間をサポートしてないので FOAF ではない。 二つめの例は相互参照するノード。

(n name
  (pred object)
  ...
  )

という形の出力になります。n はノードの通し番号。nameはノードに一意なシンボル。 predはエッジの属性。objectはエッジの指す先。

(> n) という表記は、通し番号n のノードを参照していることを表します。

refer と back-refer という英語が馬鹿すぎ。もうちょっとマシな言葉は使えなかった のか。


丁度エイプリルフールだったので発表したネタ。

まず、(無限集合を含まない)公理的集合論を lambda を使って定義する。 集合 S = {a, b, c ...} とすると、(S f) = (f a {b, c ...}) となるように以下の公理を実装する。ただし、集合なので要素の順序は仮定しないこと、集合論的には重複も許されることに注意。

羃集合の公理、置換公理は省略。

次に、定義された集合論の上に、自然数を定義する。0 = null-set として、n+1 は n以下を全て含む集合と定義する。

この自然数に足し算を定義し、実際に計算してみる。

http://hiratch.net/deep-thought.scm

以上、もの凄く効率の悪い足し算の仕方、または、いかに正しく間違うかでした。


IRCから参加予定。

今IRCにつないでるものの、反応が無い。なんか文字化けしてるっぽいんだけど、 現場ではもう始まってるんでしょうか?


Last modified : 2006/04/02 09:27:56 UTC