For Gauche 0.9.10


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8.3 廃止あるいは置き換えられたモジュール

Gaucheの開発の過程で、いくつかのモジュールは名前が変わったり、 合併したり、あるいはコアに取り込まれたりしてきました。 また、いくつかのSRFIライブラリは標準に取り込まれ新しい名前をつけられたり、 より新しいSRFIで置き換えられたりしています。

参考のため、それらのモジュールをここにリストしておきます。 新たなコードはこれらのモジュールを使うべきではありませんが、 古いコードがそのまま動きつづけるよう、Gaucheの配布物の中にはこれらの モジュールが含まれています。

廃止されたモジュール

Module: text.unicode

gauche.unicodeへと名前変更。Unicodeユーティリティ参照。

Module: util.list

コアに吸収されました。もう必要ありません。

Module: util.queue

data.queueへと名前変更。キュー参照。

Module: util.rbtree

コアに吸収され、組み込みオブジェクト<tree-map>になりました。 ツリーマップ参照。

以下の手続きは、rbtreetree-mapに変えた手続きの別名と なっています。例えばrbtree-gettree-map-getと同じです。

make-rbtree       rbtree?           rbtree-get        rbtree-put!
rbtree-delete!    rbtree-exists?    rbtree-empty?     rbtree-update!
rbtree-push!      rbtree-pop!       rbtree-num-entries rbtree->alist
alist->rbtree     rbtree-keys       rbtree-values     rbtree-copy
rbtree-fold       rbtree-fold-right

以下の手続きはそれぞれtree-map-mintree-map-maxtree-map-pop-min!tree-map-pop-max!とほぼ同じですが、 省略可能なデフォルト引数を取り、tree-mapが空の時にそれを返す点が異なります。 デフォルト引数が与えられなければ空のtree-mapに対してはエラーを投げます。 (tree-map-min等は、tree-mapが空の場合には#fを返します)。

rbtree-min           rbtree-max
rbtree-extract-min!  rbtree-extract-max!

以下の手続きはtree-mapに相当する手続きを持ちません。これは与えられたtree-mapの 内部整合性を検査する手続きです。

rbtree-check
Module: util.sparse

data.sparseへと名前変更。疎なデータコンテナ参照。

Module: util.trie

data.trieへと名前変更。Trie参照。

置き換えられたモジュール

Module: srfi-1

SRFI-1(リストライブラリ)はR7RS largeに採り入れられ、 scheme.listモジュールになりました。 R7RSリストを参照してください。

Module: srfi-14

SRFI-14(文字集合ライブラリ)はR7RS largeに採り入れられ、 scheme.charsetモジュールになりました。 R7RS文字集合を参照してください。

Module: srfi-43

ベクタライブラリ(旧式) - このモジュールは実効的に、R7RSとsrfi-133に取って代わられています。 ベクタR7RSベクタ参照。

Module: srfi-60

整数に対するビット操作 - このモジュールはsrfi-151に取って代わられています。 R7RSビット演算参照。

Module: srfi-69

基本的なハッシュテーブル - このモジュールはR7RSのscheme.hash-tableに 取って代わられています。 R7RSハッシュテーブル参照。

Module: srfi-111

SRFI-111 (ボックス) はR7RS largeのscheme.boxモジュールになりました。 R7RSボックスを参照してください。

Module: srfi-113

SRFI-113(setとbag)はR7RS largeのscheme.setモジュールになりました。 R7RSセットを参照してください。

Module: srfi-114

比較器 - R7RSはscheme.comparator (R7RS比較器参照) としてこれではなくsrfi-128を採用したので、将来このsrfiが広く採用されることは ないかもしれません。

ただ、Gaucheでは組み込みの比較器オブジェクトをそのままsrfi-114の手続きにも 使うことが出来るので、ポータビリティが重要でないコードではユーティリティライブラリとして このsrfiを使っても良いでしょう。

Module: srfi-117

SRFI-117はR7RSのscheme.list-queueモジュールになりました。 R7RSリストキューを参照してください。

Module: srfi-127

SRFI-127はR7RSのscheme.lseqモジュールになりました。 R7RS遅延シーケンスを参照してください。

Module: srfi-132

SRFI-132はR7RSのscheme.sortモジュールになりました。 R7RSソートを参照してください。

Module: srfi-133

SRFI-133はR7RSのscheme.vectorモジュールになりました。 R7RSベクタを参照してください。


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