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rfc.base64
- Base64エンコーディングこのモジュールでは、RFC 2045 (https://www.ietf.org/rfc/rfc2045.txt) の6.3節 およびRFC 4648 (https://www.ietf.org/rfc/rfc4648.txt) で 定義されている Base64 フォーマットへエンコード/デコードするいくつかの 手続きを定義しています。
{rfc.base64} 現在の入力ポートからバイト・ストリームを読み込み、それを Base64 フォーマットに エンコードし、現在の出力ポートに文字ストリームとして書き出します。 現在の入力ポートから EOF を読み込むと変換を終了します。
一行あたりの文字数がline-widthに与えられた文字数を越えないように、
改行文字が適切に出力に挿入されます。line-widthのデフォルト値は
RFC2045に従い76となっています。line-widthに#f
または0
を与えることで改行を抑制することができます。
url-safeに真の値を与えると、標準の Base64 と異なったエンコーディングテーブルを使って
入力をエンコードします。このエンコーディングでは、+
の代わりに
-
が、/
の代わりに_
が使われます。このエンコーディングは
ファイル名やURLの一部として使うのに適しています。url-safeの
デフォルト値は偽です。
{rfc.base64} string の内容を Base64 でエンコードされたフォーマットに変換します。 入力となる文字列は、完全文字列でも不完全文字列でも良いです。 常にバイト・シーケンスとして扱われます。
{rfc.base64}
現在の入力ポートから文字ストリームを読み込み、それを Base64 フォーマットとして
デコードし、現在の出力ポートにバイトストリームとして書き出します。
変換は EOF か、終端文字 (=
) を読み込むと終了します。
Base64 でエンコードされた文字として適当でない文字は沈黙のまま無視されます。
{rfc.base64}
Base64 でエンコードされた文字列 string をデコードして文字列を返します。
変換は string の終わりか、終端文字 (=
) で終了します。
Base64 でエンコードされた文字として適当でない文字は沈黙のまま無視されます。
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